月を目指しなさい

どうもこんにちは。

好きな言葉ってありますか？

私はこの言葉が好きです。

月を目指しなさい。たとえたどり着けなくても、どこかの星に着陸するだろう。
Shoot the moon. Even if you miss, you’ll land among the stars.

レス・ブラウンという方の、有名な言葉だそうです。

これを、

「初めから高い理想を掲げましょう。
そうしたら、たとえそれがかなわなくても、目指していたところではないかもしれないけれど、どこかにはたどり着くことができるから」

という解釈する人もいるんだろうけど、私はちょっと違った印象を持っています。

とりあえずやってみたら？

みたいに聞こえるんですよね。

「とりあえず、やってみたら？そしたら、何かしらの結果になるんじゃない？」

って、もうちょっと軽く、背中を押すように言われている気がする。

最初からすごく遠くを目指しましょうって、むつかしい。
でも、

「目的地が夢みたいな遠いところだったとしても、いったん足元の最初の一歩を踏み出してみたらどう？」

って。
まずは最初踏み出してみたら、そしたら何かが変わるかもよ、と。

世の中には、月くらい遠くを目指していないと、足元のたった数十センチの一歩さえためらって踏み出せない人もいると思う。

私にもそういうときがあるので、よく分かる。

目標はあんなに遠い。

だけど、目の前のこの一歩って、ものすごく小さくて、たいしたことないよ。
一歩なら、私でもできるでしょ、超えられるよって思わせてくれる。

私には今、たどり着きたい「月」があります。

いつなら、たどり着けるのかな。

もうすぐなのかな。
それとも、もっと遠いところにあるのかな。もっと時間がかかるのかな。
。。。それとも、そもそも本当はたどり着けないのかな。

夢見ているだけなのかな。

そうやって不安になることもたくさんある。
そのたびに、何とか思い直そうとするんですよね。

大丈夫、あとちょっとだから。
大丈夫、もしもその「月」にたどり着けなくても、代わりのどこかにはたどり着けるから。

それはもしかしたら、「月」より良いところかもしれない。

それにもしかしたら、「月」に似ているところかもしれない。

でも、もうずいぶん、その時が来るのを待っているんだよなあ。。。

これは、いま自分が思いつく限りのできることは全てやっているので、「果報は寝て待て」状態。
積極的に待つ、というやつを頑張っている。

で、それこそ、指折り数えている。

朝、目が覚めるたびに、今日こそたどり着けるかな。
今日じゃないなら、明日かな。
。。。って。

それこそ他に、何かできることあるかな、と思いながら。

で、気の短い私はこの言葉を思い出して、気持ちを落ち着けてます。笑

大丈夫、その時はちゃんと来るからって。
その時が来たら、すぐに動けるように、スタンバイしようって。

種が育つとき、上へ上へ伸びていかないときは、下へ下へ根を生やす。
そうして何があっても盤石でしっかり育てるように。
って言いますよね。

そんな風に、まだかな～待ちくたびれそうだな～と思いながら、頑丈な根を育てるようにしている今日この頃です。